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2022総会・大会をハイブリッド形式で開催 [連絡 / General Information]

コロナ禍で会場が閉鎖され、対面式の開催が2年連続で見送られてきましたが、ことしようやく再び開放されました。当会の矢後副会長の調整・ご尽力もあって、3年ぶりに東京大学理学部2号館大講堂での開催が可能となりました。
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12月10日、冬晴れの東京の会場には多くの会員、非会員の皆さんが集まり、大会は盛況となりました。オンラインでも一時50人ほどの参加者があり、合計すると速報値で120人ほどの参加者があったようです。

今回、学会賞の1つ、磐瀬賞が杠隆史氏(NRC)に贈呈されました。杠氏は長年にわたって国内最大規模の大阪昆虫同好会を率いる傍ら、1999年からは季刊ゆずりはの発行等を通じて、常に蝶と自然を楽しむスタンスで活動を続けてこられました。次世代を担う昆虫少年少女向けの教室の開催・運営などにも尽力され、趣味としての昆虫採集の社会的地位の向上と日本蝶界の活性化に大きく貢献されました。杠氏には特別講演をしていただき、氏の長い虫歴と交友の軌跡をコンパクトにまとめていただきました。趣味としての蝶がいかに人生を豊かなものにしてくれているのかがよく分かる講演で、聴いた人たちにも大きな印象を残しました。おめでとうございました。
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▲記念講演をする杠隆史氏(紹介している植物は「ユズリハ」)

このほか一般講演も興味深い演題が揃い、一部は今後、会誌等で発表されることになると思います。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
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